こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
私が10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を包み隠さず出しています。
このブログで基礎知識を付けて、騙されたり損しないようにしていきましょう!
今回はお金の話です。
施術者の給料・懐事情について調べてみました。
【求人ボックス 給料ナビ】というサイトから拾ってきたデータです。
今回のデータは整骨院、鍼灸院、整形外科など、一般的な勤務状態での給料を調べてあります。
職場によって、給料が違うのはもちろんあると思いますが、データとして見ておいてください。
今回のブログはこんな人にオススメです!
- 医療系各職種の平均年収を知りたい人
- 自分の年収を上げるための方法を知りたい人
- 同じ年収でも充実して幸せな仕事の仕方を知りたい人
それでは早速いきましょう!
各職種の平均年収
- 鍼灸師 364万
- 柔整師 364万
- あマ指師 361万
- 理学療法士・PT 358万
- 作業療法士・OT 354万
- 整体師 361万
- エステティシャン 352万
- アロマセラピスト 369万
どの職種・資格も350万前後で同じくらいですね。
皆さんはこの年収を見てどう思いますか?
私は安すぎだと思います!
私は安すぎだと思います!!
大事な事なので2回言いました。
生産性計算してみよう
特に1時間当たりの施術料金が、5,000~10,000円位で仕事している方(材料費をのぞく)には安すぎな年収ですね。
わかりやすく時給で考えてみましょう。
例として理想的な労働環境だと
年収350万、月の勤務日数が23日、1日8時間勤務で時給1,585円
実際は残業なども多いと思うので
年収350万、月の勤務日数23日、1日10時間勤務で1,268円!
更にブラックな労働環境だった場合
年収350万、月の勤務日数26日、1日12時間勤務で時給935円!!
2022年の東京都最低時給は1041円です!
最近、高校生男子に話聞いたら、時給1100円でアルバイトしているそうです。
技術、知識を付けた皆さんが最低時給以下で働いているのって・・・
今度は売上から考えてみましょう。
例えば、1日の施術での売り上げが30,000円(5,000円×6人)、23日勤務(1日8時間)の場合。
月の売上は 30,000×23日=690,000円
年間売上は、690,000×12か月=8,280,000円になります。
1時間当たりの生産性は3,750円
続いて、1日の売り上げが50,000円(10,000×5人、又は、5,000×10人)、23日勤務の場合。
月の売上は 50,000×23日=1,150,000
年間売上は 1,150,000×12か月=13,800,000円になります。
1時間当たりの生産性は6,250円
もちろん、施術所の家賃や光熱費、通信費などもかかるので、全てが給料にはなりませんが、年間に800万~1400万円も(原価ほとんど無しで)売り上げている人が、年収400万以下というのは、安すぎだと思います。
もしかしたらこんな人も結構いるんじゃないですか?
1時間当たりの生産性は6,000円以上なのに時給は1,000円以下
実例(私の場合)
私は10年前まで給料で働いていました。当時の源泉徴収票が手元にあるので、実例を見てみましょう!
当時のデータ
38歳、男性、勤続3年、柔道整復師、鍼灸師
個人売上100万/月、院長兼スーパーバイザー兼デイサービス施設長、人材採用部長、プロジェクト会議リーダーなど役職色々、1日拘束時間平均13時間、25日以上勤務、勤務先は東京都内
で、年収は
356万円!!
更に、控除後の年収(手取り)だと
231万円!!
どうでしょう?
もちろん当時の勤務先では技術や知識を学ばせていただいたので、感謝しています。
しかし、収入に関しては低すぎですね。
時給900円以下です。
脱出方法
では、そんな状況から脱出する方法はあるでしょうか?
あります!!
今すぐ開業しましょう!
しかし、開業にはリスクがあります。
そんなリスクを最小にしてくれるのがレンタルサロンです。
1時間当たり5,000円以上の施術ができるなら、即レンタルサロンで開業しましょう!
場所によりますが、レンタルサロンは1時間あたり1,000~2,000円位で借りれます。
何パターンか計算してみましょう!
まずは売上
例1 5,000円×3人×25日=375,000円/月
例2 5,000円×5人×20日=500,000円/月
例3 8,000円×5人×20日=800,000円/月
続いて経費
例1の場合、レンタルサロン代5,000円×25日=125,000円
例2と3の場合、レンタルサロン代8,000円×20日=160,000円
その他、交通費や多少の備品に経費も掛かるかもしれませんが、ここでは一旦考計算しません。
売上-経費(利益)で考えると
例1 375,000-125,000=250,000円
例2 500,000-160,000=340,000円
例3 800,000‐160,000=640,000円
年間(年収)では、
例1 250,000×12=3,000,000円
例2 340,000×12=4,080,000円
例3 640,000×12=7,680,000円
どうでしょう?
あれ、例1だと年収下がっちゃうじゃん!!
と思いました?
確かに下がっていますね。でも少し待ってください。
年収が下がってもメリットがある
例1の様に年収が下がっていても、生活は良くなることが多いです。
まず、個人事業と給与所得者ではかかる税金が違うという事が大きいです。
給与所得者(サラリーマン)の場合は給与に税金がかかります。
税金を引かれた後が手取り金額になります。
しかも、税金は前払いです。
個人事業主の場合は、売上から経費を引いた金額に税金がかかります。
しかも、税金は後払いです。
ちょっと聞いただけでは大した違いではないと感じるかもしれません。
しかし、実際には大きく違います。
経費になるものは意外と多くあります。
もちろん、正式には税理士などに相談する必要がありますが、ほんの一例をあげておきます。
例えば、技術研修の費用。
給与所得者だと手取り金額から支払いますが、個人事業主では経費にすることもできます。
仕事に関わる知識を得るための書籍代。
こちらも給与所得者は手取りから買いますが、個人事業主では経費にすることもできます。
同様に、仕事用のスマホや通信費、車、事務用品なども経費にできる部分もあります。
個人事業主の場合は、それらの経費を引いた後の金額に税金がかかるのです。
これって結構大きくて、額面的な収入が少なくなっても、使えるお金は増えたりします。
年収が低い方が所得税、住民税などの税金や健康保険等が安くなります。
個人事業主はなるべく使える経費を使って節税しているのです。
経費計上などについてもっと詳しく知りたい方はこちらの書籍がおすすめです。
そして、学びたいことを学び、技術・知識を向上できれば、時間あたりの売り上げも上がるし、お客さんも増えていきます。
そして実働時間も少ないので自由時間も増えるし、不要な人間関係も減らせるのでストレスも激減します。
一刻も早くフリーランスになって、明るい未来を手に入れましょう!
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鍼灸師・柔整師が作ったレンタルサロンです。よろしくお願いいたします。
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あえてライバルの紹介をしてみた ~各地のレンタルサロン紹介~
最後までお読みいただきありがとうございました!
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