こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
私が10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を包み隠さず出しています。
専門用語は少なくなるべくわかりやすい様に説明していますので、ここでしっかり基礎知識を付けて一緒に成功に近づいていきましょう!
突然ですが、フェルミ推定って聞いたことありますか?
正直私が「フェルミ推定」という名前を知ったのは、数年前です。
しかし、名前は知らなかったけど、20年以上我流の「フェルミ推定」をしていました。
今回はあまり聞いたことがない「フェルミ推定」と言うものについて説明していきます。
このブログはこんな人にオススメ
- フェルミ推定に興味がある人
- 数字が好きな人
- 数字遊びが好きな人
- 自営業者・経営者
- これから開業するために役立つ知識を得たい人
フェルミ推定とは
フェルミ推定とは何かというと
フェルミ推定とは、「直感では見当のつかないような荒唐無稽な数量を、知っている知識だけをもとに、合理的な家庭とロジックを駆使して、短時間で概算する方法」です。
(東大ケーススタディ研究所・「現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」より)
なんだか難しい言葉が並んでいて、よくわからないですね。
#ちょっと何言ってるかわからない 。
具体的に言うと、
- 「日本には何本電柱があるか?」
- 「ピアスの国内市場の大きさはどれくらいか?」
- 「スターバックスの売り上げはいくらか?」
- 「東京に鳩は何羽いるか?」
等を、手元にある情報や材料だけを使って推理し、計算する考え方です。
つまり、わかるはずのない数字を勝手に考えるという事です。
問題を解いてみよう
例題
日本に電柱は何本あると思いますか?
という問題を考える方法の場合
電柱は電力会社や通信会社が所有していると思われます。
それぞれの所有者が何本持っているかを考えるのは難しいですね。
そこで、ここでは面積をベースに考えることにします。
つまり、
日本の面積÷電柱1本あたりの面積=電柱の本数
という事になります。
- 日本の面積は約38万㎢
- 電柱は平地に多く、山地に少ない
- 国土の3/4が山地1/4が平地と考える
- 山地は250㎡に1本、平地は50㎡に1本と考える
そんな予想を基に、なんやかんや計算すると約4500万本だろうと予想がでます。
答え合わせ
実際に調べてみたら日本の電柱の数は3268万本だったそうです。
予想した数値とズレがありますね。
しかし、このフェルミ推定で大切なのは正解を出すことではなく、論理立てて数字を考えることなのです。
どうせわからない数字を出そうとしています。
まあどちらにしても、分かったところで役に立つわけじゃない数字ないですね。
繰り返しになりますが、
フェルミ推定で大切なのは論理的に考えることなのです。
その他にも
- 日本にテレビは何台あるか?
- 日本にはダムがいくつあるか?
- 日本にマッサージチェアはいくつあるか?
- 世界に犬は何匹いるか?
- ファミレスの平均売上はいくらか?
などいくらでも問題が考えられます。
日常での活用方法
私は電柱の数には全く興味はありませんが、自分が行ったお店や身近なお店で
売上がどれくらいかな?
という事には昔から興味がありました。
だから、ご飯を食べに行った時とか、勝手にその店の売り上げを想像しています。
客席数や埋まり方、単価、時間帯などを見て
このお店はランチの単価が800円位かな。
4人席が10、2人席が5、11時~14時で5回転だろう。
客席は4人席の平均3人、2人席は平均1.5人で利用するだろう。
ディナーは単価2000円で2.5回転くらいかな。
だからランチで15万、ディナーで18万。合計33万位かな・・・
休日は1.5倍くらいとして、50万かな?
平日21日、土日9日で月間1,000万円位の売上だと予想。
とかを勝手に考えています。
(食べ終わるまでずっと続く・・・)
合っているかどうかはどうでもいいのです。
こんな風に頭が勝手に考えるようになると、だんだん楽しくなってきます。
この感覚をわかってもらえる人とは仲良くなれる気がします。
フェルミ推定は治療院ビジネスはモチロン、どんな仕事でも役に立つと思います。
経営者ならいつの間にか身に付けているという方も多いでしょう。
頭の中だけでできるので、どこでもできる!
費用もかからない!
更に、仕事に役に立つ!!
経営者にとって最高の遊びですね。
是非試してみてください!!
そして、このフェルミ推定は一人でも楽しいですが、数人で集まって討論するのも楽しいです。
一緒にフェルミ推定してくれる友達募集中です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
参考資料
東大ケーススタディ研究所 「現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート」
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