こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
私が10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を包み隠さず出しています。
専門用語は少なくなるべくわかりやすい様に説明していますので、ここでしっかり基礎知識を付けて一緒に成功に近づいていきましょう!
前回のブログで世の中に蔓延している学習性無力感・3D病について説明しました。
まだ読んでいない方はこちらのブログを先に読むとわかりやすいと思います。
諦めが感染する理由 学習性無力感と集団的無力感をわかりやすく解説
今回はその学習性無力感・3D病からの脱出方法です。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- 学習性無力感になっている人・なりそうな人
- やる気が続かなくて困っている人
- 目標に向かって頑張っている人
- 独立したい人
- 鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師・セラピスト
それでは早速いきましょう!
学習性無力感になりやすいのは
学習性無力感になってしまう原因は、
- 問題や出来事に上手く対応できなかったこと
- それを繰り返してしまったこと
の二つです。
上手く対応できなかったことが難しいレベルでも簡単なレベルでも、あまり関係ないようです。
「実はとても難しい問題なのに、簡単な問題だと思ってしまう」という事が一番強力に学習性無力感を感じさせてしまうのです。
例えばゲームで
最初の戦いがいきなりラスボス級の強さだった。
という設定だったらどうでしょう?
レベル1の主人公が勝てるわけありません。
いくらやっても勝てなくて、そのゲームは辞めちゃいますね。
ファミコン時代には、そういう鬼ゲームが結構ありました・・・
良いゲームなら開始当初はスライムとかの弱い敵と戦って、操作を覚えたり、ちょっとずつレベルを上げていきますよね。
最近のゲームなら、チュートリアルで操作方法や戦い方まで丁寧に教えてくれるし、最初の戦いに勝ったら褒めてくれます。
ついついゲームにハマってしまうのは、この小さい成功体験をうまく使っているからです。
小さい成功体験がある事は、ゲーム依存症を作るとても重要な要素と言われています。
ゲームなら少し客観的に見ることができて、これは難しすぎるとわかります。
しかし、自分が直面している問題が難しすぎるのか、できるレベルの問題なのかの判断は難しいです。
難しすぎる問題ならできなくても当たり前です。
その問題が難しすぎるのか普通なのかがわからないと、
自分は何もできないんだと思い込んでしまうのですね。
脱出方法
学習性無力感になってしまった時に、抜け出す方法はありますか?
あります!
小さい成功体験を積み重ねていきましょう!
小さい成功体験?
小さい成功体験とは言葉のままの意味です。
ちょっとした小さな事を実行して、それをしっかり認識する事です。
具体的なやり方は
- まずは、取り組む問題・目標を考えます。
- その問題の要素を小さく分けます。
- 小さく分けた問題を一つ一つをクリアしていきます。
- そして、クリアしたことをちゃんと意識する。
これが小さな成功体験を積み重ねる事です。
ドラクエだったら
問題・目標はラスボスを倒して、平和な世の中にする事です。
その問題解決に必要な要素を小さく分けると、
ラスボスを倒せるレベルになる
ラスボスのダンジョンへの道を探す
仲間を増やす
強い武器を手に入れる
防具を強くする
魔法を覚える
こんな感じですね。
そして、それらの要素も更に小さく分けていきます。
- レベルを上げるために、まずはスライムを倒して経験値を積む。
- 仲間を増やす為に、仲間のいる町まで進む。
- 強い武器を手に入れるために、敵を沢山倒してお金を貯める。
このように、それぞれの項目をどんどん小さくしていきます。
この様に項目をどんどん細かくして、それを達成することが小さい成功体験です。
ドラクエだとレベルが上がった時に、テンションの上がる効果音がありますね。
あれがまさに小さい成功体験です。
目標に向かっていくときも、何かちょっとした事がうまく行ったら頭の中で効果音を流しましょう。
独立開業に向けて
独立開業をしようという目標だとしたら
- 開業のための本を1ページでも読んだら、レベルアップ!
- 独立に必要な備品を調べたら、レベルアップ!
- 必要な資金の計算をしたら、レベルアップ!
というように一歩一歩レベルが上がっている事を実感していきましょう。
大きな目標を持つことは大切です。
大きな目標だけでは手が届かなくてつらくなってしまいます。
大きな目標を分割して、小さな目標を達成していきましょう。
大目標の中にいくつかの中目標を作り、
その中目標を達成するのに必要な小目標を作る。
の様に細かくしていくと良いですね。
細かく分けていくことで、逆に大きな目標も明確になってきます。
私の目標
私の目標(大目標)は鍼灸師・柔整師などの治療家が搾取されることなく、正当な評価を得られる世の中をつくることです。
もちろん、私に世の中を変えるほどの力はありません。
だからと言って、「でも」「どうせ」「だって」といって諦めてはいません。
大きな目標をめちゃめちゃ小さくして、一個ずつ達成していきます。
治療家が正当な評価を受けられるように
- レンタルサロンを利用して開業する人を増やす。
- ブログで稼ぐ力を発信して、稼げる治療家を増やす。
という事を中目標としています。
そして、それを達成するために
- レンタルサロンを利用する人を増やす。
- レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)を使い易くする。
- 治療家が稼げるようになる方法を学ぶ
- その内容をブログに書く
という事をそれぞれの小目標にしています。
小目標は意識しないと、達成したことに気付かずにいてしまいます。
しっかり達成したことを意識しましょう!
皆さんもぜひ目標を細かくして、意識しながら小さな成功を重ねていきましょう。
振り返れば積み重ねた小さい成功が、いつの間にかとても大きい事に気が付くかもしれませんよ。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
参考文献
マーティン・セリグマン ポジティブ心理学の挑戦
ケリー・マクゴニガル スタンフォードのストレスを力に変える教室
アンジェラ・ダックワース やり抜く力 GRIT
コメント