アクティブリスニングをわかりやすく解説 聞き上手になれるスキル

メンタル・コミュニケーション

こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
私が10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を包み隠さず出しています。
専門用語は少なくなるべくわかりやすい様に説明していますので、ここでしっかり基礎知識を付けて一緒に成功に近づいていきましょう!

早速ですが、質問です。

①あなたはコミュニケーションに自信ありますか?
②コミュニケーションスキルの勉強をしたことありますか?

①も②も「はい」という方は少ないのではないでしょうか?

勉強はしてないけど、コミュニケーションには自信あるよ!!

という方は結構多いかもしれません。
確かに、特に勉強していなくてもコミュニケーション上手な人もいます。
そういう方は子供の頃からの環境で自然と身に付けてきたのかもしれません。
しかし、コミュニケーションが上手だと思っているだけという事もあります。
コミュニケーションに自信がある方が、必ずしもコミュニケーションスキルが高いとは言えません。

今回は施術家にとって必要なコミュニケーションスキルについて、まとめてみました。

今回のブログはこんな人にオススメ!

  • コミュニケーションスキルを学びたい人
  • 人に好かれる様になりたい人
  • 問診が上手くなりたい人
  • リーダーシップを発揮したい人
  • 沈黙が苦手な人

それでは早速いきましょう!

施術家にとって必要なコミュニケーションスキルとは

施術家にはどんなコミュニケーションスキルが必要だと思いますか?

  • 話が面白い
  • おしゃべり上手
  • マシンガントーク
  • 専門知識がある
  • 説明が上手い
  • 聞き上手

コミュニケーションにも色々なタイプがありますが、私の考える施術家に必要なコミュニケーションスキルは

一番重要なのは聞き上手です。

一般にコミュニケーションに自信があるという方は、最初の3つ(おしゃべり上手、マシンガントーク、専門知識がある)に当てはまっている方が多い気がします。
確かに話すスキルも大切ですが、施術家に必要なスキルというと圧倒的に聞き上手です。

施術者でなくても人に好かれている人は聞き上手です。

あなたが好意的に思っている人を5人頭に思い浮かべてください。

その5人はあなたの話を良く聞いてくれる人ではありませんか?

今回はそんな仕事にもプライベートにも役に立つ聞き上手になるための「アクティブリスニング」について説明していきます。

アクティブリスニング

話を聞くスキルで私が大切にしている事は、アクティブリスニングです。
これは30年前にマクドナルドで教わり、それからずっと習慣にしているものです。
30年前からあるので、ちょっと古めですね。

伝統的という感じかもしれません。

アクティブは積極的に自分から、リスニングは聞くという意味です。

いや、そんな簡単な英語はわかるよ!!

というお叱りがあるかもしれませんが、これが大切なんです。


話を聞くという言葉には
受動的なイメージがありませんか?
「話を聞かされる」みたいな。

逆に、話をする、しゃべるという言葉に能動的なイメージがありますよね。

積極的に話を聞くというのは、実は結構難しいのです。

赤羽雄二さん式アクティブリスニング

ゼロ秒思考で有名な赤羽雄二さんが著書『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』でアクティブリスニングを説明しています。

この本で紹介されているアクティブリスニングのポイントは

  • ひたすら聞く
  • 相槌を打つ
  • 疑問があったら躊躇なく聞く

の3つです。

ひたすら聞く

話を聞いている時は、余計な事を考えずにとにかくひたすら聞くことが大切です。
話をさえぎってしまうのは絶対NGです。
そして、その話に興味なかったり、知っている話でもとにかく集中して聞きましょう。
聞いていないのは表情や返事で相手に伝わっています。

この人はこの話でなにを伝えたいと思っているのか?

を考えながらしっかり聞きましょう。
ちょっと大変ですが、これができるようになるとそれだけでめちゃめちゃ強くなります。

相槌を打つ

話をしている時に

この人聞いているのかな?
ちゃんと伝わっているかな?

と感じたことありませんか?

話している時に相手の反応がないと、人は不安になるものです。
聞いているよ。と相手に伝えるためのものが相槌です。

相槌というと

うんうん。

というイメージありますが、これだけでなく

  • へー!
  • なるほど!
  • そうなんですね。
  • スゴイ!!

等の言葉も使いましょう。
これらの言葉は嘘くさくもなりやすいので、本心から思った言葉を使うようにしましょう。

疑問があったら躊躇なく聞く

躊躇なく聞くためにはいくつかのポイントがあります。

  • 適切な疑問を持つ事
  • 躊躇なく質問する事
  • 的確に質問する事

ただ何でも質問するだけではウザい人になってしまいます。
その人の話を膨らませるための適切な質問を的確に質問することが大切です。

的確な質問をするためには、ある程度の基礎知識が必要です。
その人についての基礎知識を調べておく事も大切ですね。

マクドナルド流アクティブリスニング

私がマクドナルドで教わったアクティブリスニングには、4つのスキルがあります。

  1. 繰り返す
  2. うなずく
  3. 言い換える
  4. 黙っている

この4つです。

なんだ、そんな簡単な事かよ!

って言っている人の声が聞こえます。
確かに言うのは簡単ですが、実際にやると結構難しいです。
一つ一つ説明していきます。

①繰り返す

このスキルはそのまま言葉の通りです。
話を聞いたら、その言葉をそのまま繰り返すのです。

例えば、

昨日、起きた時に腰が痛かったんだ。

と相手が話したら、そのまま

昨日、起きた時に腰が痛かったんですね。

と繰り返します。
ただ繰り返すだけですが、それだけで相手は話を聞いてくれていると実感し、話を続けてくれます。

赤羽雄二さん流の相槌と同じ効果ですね。

②うなずく

これもそのままです。話を聞いている時にうなづくだけです。
対面して話している時は、笑顔でうなづくだけでこちらも相手は話を聞いてもらっている実感が出ます。
話を聞いてもらえてると感じれば、相手は話を続けてくれます。

施術中等で顔が見えてない時は、声に出す相槌がうなずくと同じ効果になります。

久しぶりに友達と会ったんだ。

という話を聞いた時、対面していれば笑顔でうなずき、施術中等で顔が見えないなら

そうなんですね~。

という相づちを打ちましょう。

聞いてもらえていれば話すのが楽しくなって、色々話してくれます。
意識して行うようにしていると、だんだん習慣になってきます。試してみてください。

③言い換える

これも言葉そのままです。相手の話を少し言葉を言い換えて話すだけです。
「繰り返す」に似ていますが、ちょっと言い換える事がポイントです。

言い換える事ができるという事は、話を理解しているという事です。
理解していないと人は言い換えられません。
ただ繰り返すだけよりも、もっと聞いてもらえていると開いては感じます。

来週ハイキングに良く行くんだ。

という話を聞いたら、

山登りに行くんですね。

という風に言い換えると、話をわかってもらえてるという安心感が出ます。

しかし、身体の症状等を聞いてる時はあまり言い換えすぎないようにしましょう。
症状についてあまり言い換えすぎると、話が違ってきてしまうかもしれません。

④黙っている

このスキルは対面している時限定です。
顔が見えてない時に黙っているのは、ただの無視になってしまいます。

話し相手が黙っていると

何か話さなきゃ

という気持ちになった事ありませんか?
この時重要なのは笑顔です。

真顔で黙っていられるのは話し相手にとってかなりきつく、まるで尋問されているみたいになってしまいます。
尋問されるのはみんな嫌ですね。
反対に笑顔で黙っていると、とても興味を持って聞いてくれているという気持ちになり、楽しく話を続けてくれます。

黙っているというのが苦手という人もいると思いますが、これがすごく重要なのです!

まとめ

鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師・セラピスト等の施術者にとって施術のスキルや技術は大切です。
しかし、世の中では話を聞いて理解してくれているという印象をあたえられる施術者が患者さん、お客さんに選ばれやすくなっています。

アクティブリスニングが使えるようになると、仕事仲間や友人にも好かれやすくなります。もちろん男女関係にも有効ですよ!
好かれるという事は自分の話も聞いてもらえやすくなり、リーダーシップにつながります。
良いリーダーは聞き上手な人が多いです。

話を聞くスキルをしっかり身につけて、選ばれるになりましょう!


最後までお読みいただきありがとうございました!

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鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師・セラピスト向けのブログを書いています。

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