こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を、失敗も含めて包み隠さず出しています。
一緒に学んで成功に近づいていきましょう!

今回は鍼灸・柔整・あマ指師・整体師等の学生のためのブログです。

僕は今、学生です。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- 鍼灸・柔整・あマ指師養成学校に通っている人
- 整体師学校に通っている人
- これから資格を取ろうと思っている人
- アルバイトを探している人
- 鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師・セラピストを目指す人
学生時代のバイトは接客業を選ぼう
いきなり結論ですが、養成学校に通う学生がアルバイトするなら飲食店などの接客業がオススメです。

飲食店でなく、小売店のアルバイトでもOKです。

え~!?
学生時代から整骨院とかでバイトしてた方が経験積めて良くないですか?
学生時代から整骨院や鍼灸院、治療院などでアルバイトしている人も多いですね。
整体院で実際に施術している方もけっこういると思います。
それでも学生時代のアルバイトは飲食店などでの接客業をおススメします。
接客業をおススメする理由
- サービス業の基本を学べる
- 世の中には色々な人がいるという事が学べる
- 他業種を経験するチャンスは学生時代だけ
- 現場のバイト経験はそれほど役に立たない
大きな理由はこの4つです。
サービス業の基本を学べる

先に私の自己紹介を少しさせていただきます。
私は高校生から大学生までマクドナルドでアルバイトをして、そのまま就職しました。
マクドナルド退職後に鍼灸・柔整学校に入学・資格取得しました。
都内の鍼灸整骨院グループに就職し、1年で院長昇進、2年でスーパーバイザー、採用担当部長、プロジェクトリーダーなどを経験、3年後に退職し独立しました。
鍼灸整骨院を開業して10年になります。(2022年時点)
本人談
資格取得してから院長になるまで1年、独立するまで3年というのはそれなりに早い方だと思います。
このスピードでやって来れたのは、サービス業の経験が有ったからだと思っています。
サービス業の基本は、お客さんの気持ちを考える事です。

そんなの当たり前じゃないですか!!

この当たり前のことができない治療家が結構多いんです。
技術や知識が必要なのは大前提ですが、どんなに技術や知識があっても、目の前の患者さん・お客さんの気持ちを考えられない施術者は必要とされていません。
- 鍼灸院に来た患者さんは鍼を打ってもらいたいのではありません。不調を改善したいんです。
- 整骨院に来た患者さんは触ってもらいたいのではありません。痛みを取ってほしいんです。
- 整体院に来たお客さんは揉んでほしいのではありません。気持ち良くしてほしいんです。
ホームセンターにドリルを買いに来た人はドリルが欲しいのではなく、穴が欲しいというのと同じです。
一冊でマーケティングの基本が学べる本 「ドリルを売るには穴を売れ」
目の前の人が何を求めているか気付ける治療家になるためには、サービス業の経験がとても役立ちます。
世の中には色々な人がいるという事が学べる
サービス業を経験すると、世の中には色々な人がいるという事も学べます。
また私の話で申し訳ありませんが、私はマクドナルド時代に様々な店舗を経験しました。
- 多国籍の街 新大久保
- ビジネスマンの街 西新宿
- 日本最大の歓楽街 新宿歌舞伎町
- アニメと学生の街 代々木
- 幹線道路沿いのドライブスルー 桜上水
- セレブの街 等々力(田園調布の隣)
このように色々な街で、色々なお客さんを見てきました。
中には関わりたくない人もいましたが、素敵な人達も沢山いました。
そして、お客さんだけでなく一緒に働く人たちも色々な人達がいました。
沢山の人(お客さん・スタッフ)と接する事ができるのは若い時ほど経験しておいた方が良いと思います。
他業種を経験するチャンスは学生時代だけ
資格を取って、就職したり仕事を始めると他の業種を経験するチャンスがほとんどなくなります。
仕事を始めたら現場は嫌でも毎日行くことになります。
学生時代は今しかできないことをやっておいた方が良いです。
現場のバイト経験はそれほど役に立たない
私は整骨院グループで採用責任者も経験しています。
数えきれないほどの人を面接してきました。
面接してきた人の中には、治療院でのアルバイト経験を熱心に語る人もいました。
申し訳ありませんが、どんなに熱心にその経験を語られても採用には関係ありませんでした。
全然役立たないどころか、熱心に語れば語るほどむしろマイナスになってしまっていた人もいます。
採用する時に欲しい人材は、現時点で一歩先に進んでいる人ではありません。

先に進み続ける力のある人です!
欲しい人材はy=x+aではなくy=ax
訳の分からない見出しだと思いますが、それぞれを説明すると以下の通りです。
y=x+a、y=axのそれぞれは
- y=その人の実力
- x=その人の成長速度
- a=その人の経験
を表しています。
x(成長速度)が5の人の場合
a(経験)が1の時は
x+aの人は5+1=6
axの人は5×2=5
になります。

この場合はy=x+aの人の方が良さそうですね。
a(経験)が2の時は
x+aの人は5+2=7
axの人は5×2=10
になります。

経験が2になった時点で、既にy=axに軍配が上がります。
a(経験)が5の時は
x+aの人は5+5=10
axの人は5×5=25
になります。

経験が増えれば増えるほど差が開いていきますね。
- y=x+aの人はスタートラインが前の人
- y=axの人は加速して成長する人
というイメージです。
接客業の経験はy=axになりやすい
接客業で色々な人と接し、サービス業の基本を学んできた人はその経験で加速して成長していけます。
整骨院でのアルバイト経験だけの人はスタートラインは前に行っていますが、成長スピードに加速はあまりつかないかもしれません。
短距離走ならスタートラインが前の方が有利ですが、長距離走の場合はあまりスタートラインの差はあまり無くなります。
治療家の仕事は長距離走です。
一歩先に行くよりも、進むスピードを上げられるようにしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ一緒に成長していきましょう!
コメント