こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を、失敗も含めて包み隠さず出しています。
一緒に学んで成功に近づいていきましょう!
鍼灸師について検索してみました。
結果はこちら
今回はこの検索候補で上位に出てくることについて、現役鍼灸師から見た実感をまとめていきます。
あくまで私の意見なのでご了承ください。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- 鍼灸師の人
- 鍼灸師になろうとしている人
- 鍼灸師に興味がある人
- 鍼灸師が読めない人
- 鍼灸師の知り合いがいる人
鍼灸師 読み方
ちょっと悲しいけど、一般の人からしたら読めないんですよね。
鍼灸師の読み方
鍼灸師と書いて「しんきゅうし」と読みます。
「はりきゅうし」でも間違いではないですが、「しんきゅうし」の方が一般的です。
鍼灸師という国家資格は実は無い
実は鍼灸師という名前の国家資格は有りません。
そんなバカな!?
鍼灸師という名前の国家資格は存在しません。
国家資格としてあるのは
- はり師
- きゅう師
の二つです。
はり師ときゅう師の両方を持っている人の事を鍼灸師と言っているのです。
鍼師・灸師ではなく、はり師・きゅう師なんですね。
鍼灸師について詳しくはこちら
鍼灸師ってどんな資格? 鍼灸師ができる事とその責任についてわかりやすく解説
鍼灸師 年収
求人ボックス給料ナビによると、
鍼灸師の平均年収は384万円となっています。
鍼灸師の仕事の平均年収は約384万円。日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。
求人ボックス給料ナビより
月給で換算すると32万円、初任給は26万円程度が相場のようで、アルバイト・パートでは平均時給が1,100円となっています。
平均年収と比較すると低い・・・
実際に私も勤めていた時はこれ位・・・
本当はもっと少なかったです。
10年以上前は都内の鍼灸整骨院グループに勤めていました。
当時の役職は
- 院長
- エリアマネージャー(2院管理)
- 併設介護施設管理者
- 人材採用部長
- 社内プロジェクトリーダー
上記の役職全て兼任でした。
もちろん現場で鍼灸師・柔整師としての施術もしながらです。
これだけこなしても年収350万円でした。
鍼灸師の年収が低いのは事実ですが、私が働いていた所は特別低かったんだと思います。
雇用されている限り、鍼灸師の年収は基本的に低いと思っておいた方が良いでしょう。
鍼灸師の就職先 就職先別メリット・デメリットをベテラン鍼灸師が本音で解説
悲しいけどこれが現実なんです・・・
鍼灸師になったら雇用されているのではなく、独立するのが一番です。
鍼灸師 やめとけ
ちょっと悲しいけど、こういう意見があるのも事実です。
ただこのような意見は、
鍼灸師になった、もしくはなろうとしたけど上手く行かなかった人
が発信しているものです。
どんな資格でもこういう発言をする人は必ずいるでしょう。
少なくとも私は鍼灸師になってよかったと思っています。
鍼灸師になるには
鍼灸師(はり師・きゅう師)になるには、養成学校を卒業して国家試験に合格する必要があります。
国家試験に合格後、免許証の登録をすれば鍼灸師(はり師・きゅう師)になれます。
たまにはり師だけの人、きゅう師だけの人という方もいます。
はり師・きゅう師の国家試験は同時に行われますが、片方だけしか合格できない場合は片方の資格だけとなります。
近年のはり師・きゅう師国家試験は70%前後の合格率となっています。
昔は90%以上が合格していました。
はり師 合格率
- 2022年度 74.2%
- 2021年度 70.0%
- 2020年度 73.6%
- 2019年度 76.4%
- 2018年度 57.7%
きゅう師合格率
- 2022年度 76.1%
- 2021年度 72.2%
- 2020年度 72.2%
- 2019年度 78.5%
- 2018年度 62.5%
鍼灸師に向いてる人
鍼灸師に向いている人はズバリ
人に喜ばれることが好きな人です。
つまりギバーです。
人を押しのけてでも自分の利益を優先する人はあまり向いていません。
逆に鍼灸師に向いていない人は、人のものを奪ってでも自分が得したい人。つまりテイカーの人です。
ギバーとテイカーについてはこちら
本当のGIVE&TAKE 成功するギバーと失敗するギバーの違いを説明します。
鍼灸師 しんどい
「しんどい」というのは感覚なので、人によって感じ方はかなり違うと思います。
確かに鍼灸治療は集中力が必要だし、どう治療するかなど考えなければならない事も沢山あります。
そういう意味ではしんどいかもしれませんが、体力的には比較的負担が少ないと思っています。
鍼灸師 あるある
ここはあまり得意ではないので、YouTubeにお任せします。
確かにいくつかは自分も当てはまるものがありますね。
鍼灸師になるには 主婦
鍼灸学校時代の同級生には主婦の方も沢山いました。
主婦の皆さんにもいろいろな目的の方がいました。
- 鍼灸師として仕事をしたい
- 鍼灸師で稼ぎたい
- 旦那さんの鍼灸整骨院を手伝いたい
- 旦那さんの身体をケアしてあげたい
- 老後の健康管理のために役立てたい
などの様々な目的の方がいました。
どちらかというと稼ぎたいという人よりも、純粋に知識や技術を付けたいという人が多かったです。
鍼灸師 食べていけない
鍼灸師の年収は低い傾向にあるので、食べていけない人がいるのは否めません。
しかし、鍼灸師として稼いでいる人もいるのは事実です。
鍼灸師が食べていけないのではなく、
鍼灸師で食べていけない人もいる
という事だと思います。
どんな資格や職業でも食べていけない人はいます。
ただ難易度の違いはあります。
鍼灸師で食べていく難易度は確かに高めかもしれません。
鍼灸師 学校
はり師・きゅう師になるには国家試験に合格する必要があります。
国家試験を受けるために必要な受験資格は養成学校を卒業です。
そのため鍼灸師になるには学校に通う必要があります。
どんなに頑張っても独学では鍼灸師にはなれないんですね。
養成学校で学ぶのは
- 解剖学
- 生理学
- 運動学
- 東洋医学
- はりきゅう理論
- 医学概論
- 関係法規
- はりきゅう実技
- 臨床実習
などの基礎知識科目と実技科目を学びます。
養成学校で学べるのは、安全な施術をするための知識と技術です。
自動車の教習所みたいなものですね。
安全な施術ができるだけでは鍼灸師で活躍する事は難しいです。
効果的な施術を安全にできるようになることが、鍼灸師として活躍するために必要な条件です。
安全な施術は必要最低限の条件ですね。
車でいえばいくら教習所で安全運転を身に付けても、一流のドライバーにはなれませんね。
ましてや選ばれる鍼灸師になるというのは、レースで勝ち続けるようなものです。
ごちゃまぜにしないようにしましょう。
最後まで読んでいただき有難うございました。
鍼灸師の独立サポートしています。
独立したい皆様からのご連絡お待ちしています。
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