個人治療家が大手のマネをしてはいけない理由

マーケティング

こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは鍼灸師や柔整師等の施術者の皆さんが独立開業して、成功するための情報を発信しています。

赤羽
赤羽

これを書いている私は現在、鍼灸師・柔整師ですが、前職は日本マクドナルド株式会社の社員でした。(2006年まで在籍)


これを読んでいる人で知らない人はいないだろうという位有名な会社ですね。

有名な会社で働いていたというと自慢みたいですが、全くそんな気持ちはありません。

そもそも誰も自慢だと思わないでしょう。(当時、マクドナルド社員の世間からの評価はとても低かった。悲しいくらい・・・)

世間の評価は低いといっても、当時マクドナルドといえば外食産業のトップ企業でした。

赤羽
赤羽

今の私は吹けば飛ぶような小さな鍼灸整骨院をワンオペで運営しています。

大きな企業と小さな個人事業の両方を経験した私だから書けるブログになっています。

今回のブログはこんな人にオススメ

  • 独立したい人
  • 小さいお店の経営者
  • 一人で稼いでいきたい人
  • 鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師・セラピスト

それでは早速いきましょう!

大企業のマーケティングは役に立たない

マクドナルド時代の経験は活かしていますが、中には全く役に立たない事もありました。

役に立たない最大の理由は

規模が圧倒的に違う事です。

売上、店舗数、社員数、知名度、ブランド力・・・

違いをあげていったらキリがないですね。

規模の小さい所が大手のマネをすると大ケガします。

外食産業という超巨大な産業の中のトップクラスの会社と鍼灸・整骨院業界というとっても小さな産業の中の最小クラスの個人。

赤羽
赤羽

巨大戦艦と笹船くらい違います。

比べるまでもありませんね。

そもそも誰も求めていない

それでも小さな鍼灸整骨院を約10年続けて来れました。

治療院業界に入った当初はマクドナルド時代に身に付けたマーケティング知識を活用しようと思っていました。

でも、全然役に立ちませんでした。

けっこう自信あったんですが・・・

なんでだろうと理由を考えて気付きました。

そもそも小さい店に来る人は、大手にあるものを求めてない!!

全国消費者1000人調査

静岡県立大学が消費者1000人にアンケート調査をしてくれました。

小さな店の強みは?

質問① 小さな店の強みは、○○である。 

○○に入るのは何ですか?

集まった回答の多い順に 

  1. 個性 
  2. サービス 
  3. 独自性 
  4. 小回り 
  5. 専門性

でした。

大きな店の強みは?

質問② 大きな店の強みは、○○である。 

○○に入るのは何ですか?

回答の多い順は 

  1. 品揃え 
  2. 豊富 
  3. 安さ 
  4. 価格 
  5. 多い
赤羽
赤羽

このように消費者が求めているものは、大きい店と小さい店で全く違いました。

見事なまでに違いますね。

小さな店で満足を感じるものは?

質問:小さな店+○○=満足。 

○○に入るのは何ですか?

回答が多い順で

  1. 個性 
  2. サービス 
  3. 質 
  4. 安さ 
  5. 親切 
  6. 品揃え 
  7. こだわり 
  8. 独自性 
  9. 専門性 
  10. 接客

となりました。

やはり、大手に求めているものとは全然違いますね。

赤羽
赤羽

大きい店があるのにわざわざあなたの小さい店に来てくれている人は、大手にないものを求めてあなたの小さい店に来ています。

お客さんのニーズに答えるようにしたいですね。

個人のハンバーガー屋さんに何を求めますか?

自分に置き換えて考えてみてください。

お昼ご飯を食べに行こうと思って外に出ました。

駅前にマクドナルドがあるけど、あえてその隣の小さなハンバーガー屋さんに行きました。

どんなハンバーガーが出てきたら嬉しいですか?

マクドナルドみたいに安くて、便利で、そこそこ美味しいのが出てきたら嬉しいですか?

私だったら、少しくらい高くてもそこにしかないメニューが良いですね。

あと店員さんとのコミュニケーションが良いとかも大切ですね。

鍼灸院や整骨院・整体院でも同じです。

大手ではなく小規模のあなたの所に来たということは、その人は大手にないものを求めてあなたの所に来たのです。

これから来る人も同じです。

大手にないものを探しているからあなたの所を探しています。

赤羽
赤羽

個人等の小さい規模で始めるなら、決して大手のマネをしないようにしましょう!

こちらのブログも参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考文献

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