こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を、失敗も含めて包み隠さず出しています。
一緒に学んで成功に近づいていきましょう!
マクドナルドでサラダを頼んだことありますか?
長い間マクドナルドといえばジャンクフードの代表格として認識されていました。
今もそうかもしれませんね。
ジャンクなイメージから脱却するために2000年頃からセットのサイドメニューにサラダが導入され、同じ頃に生野菜を中心にしたサラダマックなども発売されました。
しかしそこには大きな落とし穴がありました。
今回はマクドナルドの失敗を参考に、治療家が陥りやすい落とし穴について紹介します。
今回のブログはこんな人におススメ!
- 人に喜ばれるのが好きな人
- サービス精神のある人
- 嫌われるのが怖い人
- 失敗事例から学びたい人
- 鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師・セラピスト
マクドナルドの失敗
サラダが導入された当時、私は社員として働いていました。
- マクドナルドもこれからはヘルシーに!
- 今まで来店されなかった健康志向の人も取り込める!
と本社の鼻息も荒くなっていました。
しかし結果は惨敗。
くわしい状況はこちらの書籍にも掲載されてます。
なんで上手くいかなかったんですか?
上手くいかなかったのには、明解な答えがあります。
マクドナルドのサラダ戦略が上手く行かなかった理由は
ヘルシーを求めている人はそもそもマックに来ない
この一言です。
ヘルシーな食事をしたい人はの選択肢にマクドナルドはそもそも入りませんよね。
同じような失敗をしているラーメン屋さんも時々見かけます。
顧客の意見≠本当に欲しいもの
このサラダ戦略はお客さまから
- サラダも欲しい
- ヘルシーなメニューがない
- 野菜を使ってほしい
等の意見があり、それに応えようと始めたものでした。
顧客の意見を聞いて取り入れたのに、
- なぜ喜ばれなかったのか?
- なぜ売れなかったのか?
それは顧客の意見≠本当に欲しいものだからです。
そんな事あるんですか?
お客さんが「サラダもあったらいいな~」と思ってたのは本当だと思います。
- サラダがあれば良いと思っている人は健康志向の人です。
- 健康志向の人でもマクドナルドに来店します。
- 健康志向の人がマクドナルドを利用する頻度は多くありません。
- たまにしか行かないマクドナルドに来たら、やっぱりポテトが食べたくなったりします。
健康志向の人が健康な食事をしたい日には、マクドナルドには行かないからです。
マックのポテトが好きな女性は多いですよね。
こうして顧客に意見を聞いて始めたマクドナルドのヘルシー戦略は、残念な結果になったのでした・・・
なんでも意見を聞いてくれる治療家は
治療家も同じです。
患者さんの意見を聞くというのは大切な事だし、希望に沿いたいと思いますよね。
しかし、なんでも意見を取り入れ過ぎてしまうと収拾つかなくなってしまいます。
- 健康保険でやってほしい
- この症状も治してほしい
- アレも診てほしい
- こんなサービスが有ったらいいな
- 休日にも開けててほしい
こんな意見言われたことありませんか?
全部聞いてたら、ただの便利屋さんになっちゃいますね。
開業当初とかだと意見を聞き過ぎてしまう事があります。
気持ちはよくわかりますが、受け入れる所と断る所を明確にしておきましょう。
線を引く
つい意見を聞き入れやすくなる時は、自信がない時です。
しかし、意見を聞いて不得意なことをやっていると更に自信を持てなくなってしまいます。
そんな悪循環にならないように
できない事は「できない」としっかり伝えるようにしましょう。
なんでも意見を聞いていても、いつかは対応できないことが出てきます。
いつかは断らなくてはならないなら、最初からしっかり線を引いておきましょう。
でも嫌われるのが怖いです・・・
そんな人にはこちらの本がおススメです。
アドラー心理学ですね。
失敗から学ぼう
成功者がどうやって成功したかを語る本はあちこちにあふれています。
成功者は武勇伝を語りたいですからね。
しかし成功は運や偶然の要素がとても大きく関わっています。
全く同じことをしても、タイミングが悪ければ成功する事はできません。
勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
野村克也監督
成功はアート、失敗はサイエンス
田中修治(OWNDAYS社長)
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
ビスマルク
人のふり見て我がふり直せ
先行者の失敗から学んでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私はマクドナルド創業者の藤田田さんに憧れてマックに入社しました。
藤田田さんの書籍はこちら
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