こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を、失敗も含めて包み隠さず出しています。
一緒に学んで成功に近づいていきましょう!
最近物価が上がり、色々な所で値上げしていますね。
私は治療家の料金もどんどん値上げするべきだと思っています。
今回はみんなが悩む値上げについてのお話です。
今回のブログはこんな人にオススメ!
- 値上げしたい人
- 料金設定に悩んでいる人
- 売り上げを上げたい人
- 治療家として成功したい人
- 自分の価値を高めたい人
値上げのタイミング
私は開業してから10年間で5回ほど値上げしてきました。
客単価(一人当たりの支払い金額)は10年前の約3倍程になっています。
客単価の向上の理由として
- 時間単価が上がっている
- 短時間の施術を止めて長時間だけにした
という2つの大きな理由があります。
世間の物価高騰に合わせて、2023年の1月にも料金を上げました。
今回は物価高騰の為というわかりやすい理由がありましたが、今までは世間はデフレ社会でしたので、世の中となにも関係のないタイミングで値上げしてきました。
ではどんなタイミングで上げてきたかというと
予約(施術枠)の空きが少なくなってきたら値上げをする
ということの繰り返しです。
値段が決まる要素
値段が決まる仕組みについてはこちらの本もおススメです。
世の中のあらゆるものの価格は需要と供給で決まります。
ここでは簡単にするために、需要とは欲しがる人の数で供給とは売っている数と思ってください。
たくさん売っているのに、欲しい人は少なければ値段は下がります。
値段が下がれば(安ければ)欲しい人が増え、その値段で欲しい人と売っている数の均衡が取れて値段が安定する。
同様に欲しい人が多いけど、売っている数が少なければ値段は上がります。
値段が上がり続けると(高くなったら)買えない人が多くなり、その値段でも欲しい人と売っている数が均衡して値段が安定します。
このように時間をかけて値段が安定してくるのです。
傾向としては
- いくらでも量産できるものは安くなり、限りあるものは高くなる。
- みんなが欲しいものは高くなり、必要とされないものは安くなる。
このような法則が成り立ちます。
治療家の料金を決めるには
先程の単純な理由の通り
空きが少なくなっているという事は需要が上がっているという事です。
あなたが施術できる人数は上限が決まっています。(供給が限られている)
毎日頑張っていると、あなたの施術を受けたい人が増えてきます。(需要が増える)
いくら需要が増えても、あなたが供給できる量は増えません。
だから需要が上がったら値上げするべきなのです。
逆にガラ空きなのに値上げしたら余計に売れなくなってしまうかもしれません。
気を付けましょう。
値上げが怖い?
値上げするとせっかく来てくれている人が離れてしまいそうです。
怖くて値上げできません・・・
確かに値上げすると一定数の人は離れていきます。
でもあなたが誠意をもって仕事しているなら、残ってくれる人は必ずいます。
そして値上げしても残ってくれた人はあなたの価値をしっかり見てくれている人です。
そういう人が沢山残ってくれると自分の成長にもつながります。
私の治療院では客単価が当初の3倍になってますが、それでもずっと通い続けてくれている人が多数います。
そんな皆様のおかげで自分もどんどん成長してこれました。
成長した分をそんな皆様の健康に還元できるようになって、より健康になってもらえるという良い循環になっています。
値上げは怖いものですが、安売りし続けるのは長期的にもっと怖い事になります。
いいタイミングで値上げしていきましょう!
いいタイミングというのは、空きが少なくなった時ですね。
既存の方を優遇する
値上げしてある程度の人が来なくなってしまうのは仕方ないですが、できれば今まで来てくれていた方にも続けてもらいたいですね。
そんな時には裏技があります!
名付けて
依怙贔屓(えこひいき)作戦!!
依怙贔屓作戦とは
既存の顧客の中から続けてもらいたい人を選び、その方には数か月間値上げ前の料金のままでサービスする。
という作戦です。
えこひいきは良くないと思う方もいるかもしれませんが、今まで自分を支えてくれた人へ感謝を込めて行動するのは全く問題ないと思います。
空きが少なくなってきたら値上げするという以上、来てくれている人がいなければ値上げする段階まで来れませんでした。
値上げしても来てくださいではありません。
ここまで来れたのはあなたのおかげです。という気持ちを込めて依怙贔屓しましょう!
人は自分の事を大切にしてくれる人にお返しをしたくなるものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
治療家に向けたマーケティングブログを多数書いています。
他のブログもぜひよろしくお願いいたします。
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