みんなが知らないマーケティングの本当の意味とは ~しくじり事例つき~

マーケティング

こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは治療家(鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師等)が成功するための情報を発信しています。
私が10年前に独立した時に「知っておきたかった!」「知らなくて損した・・・」という情報を包み隠さず出しています。
専門用語は少なくしています。
ここでしっかり基礎知識を付けて、損することがないようにしていきましょう!

皆さんに質問です。

マーケティングってどういう意味か知っていますか?

と聞かれたらどう答えますか?

広告・宣伝だ!

市場調査の事でしょう。

いや、データ分析をすることだよ。

など、いろいろな意見があるのではないでしょうか?
私は、マーケティングと言うと広告・宣伝というイメージでした。

今回は「マーケティングとは何か?」実例付きでなるべく専門用語を使わずに解説します。

今回のブログはこんな人にオススメです。

  • マーケティングの基礎知識を知りたい人
  • マーケティングを活用してみたい人
  • マーケティングの失敗例も知りたい人

マーケティングとはなにか?

まずは、wikipediaでマーケティングを調べてみました。

マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。

Wikipediaより

難しくてよくわからん・・・

では、マーケティングと言えば、「もしドラ」で有名なピーター・ドラッカーさんに聞いてみましょう。

「マーケティングとは販売を不要にするものだ」

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら より

としています。

ん、と言いますと・・・??

次に、静岡県立大学経営情報学部教授の岩崎邦彦氏の著書を見てみましょう。

「マーケティングとは顧客を創造し、維持するための活動」

小が大を超えるマーケティングの法則 より

とあります。

ふむふむ・・・(よくわからん)

他に、アメリカでMBA(経営学修士)を取得した佐藤義則氏の代表作「ドリルを売るには穴を売れ」では、

「マーケティングでは、相手が何を求めているかニーズを知る事が大切だ」

ドリルを売るなら穴を売れ より

としています。

確かに、ドリルを買う人はドリル自体が欲しいのではなく、ドリルで開けた穴が必要なのですものね。

マーケティングは色々な視点で考えられていて、一つに決めるのは難しいようですね。

でも、ここではマーケティングは

マーケティングとは「広告活動だけでなく、顧客のニーズを把握して、お客さんを維持して販売するための活動を不要化すること」

と定義します。

もっとわかりやすくすると

広告宣伝はあくまでもマーケティングのごく一部。
繰り返し買ってもらう事」や「ファンになってもらう事」、「お客さんがどんなものを求めているかを調べる事」等、どれもも大切なマーケティングです。

とはいえ、マーケティングと言えば

「チラシ配って!」 「看板目立たせて!」 
「バナー広告も!」 「SEO対策!」 
「あ、クチコミも書いてもらわないと!!」 
「あーでも、予算!予算がぁ~!!」 

なんてイメージもまだありますよね。

お金をかけて広告する事ばかりではなく、お客さんが買いたいという気持ちになってくれるためのものが全部マーケティングです。

最後に私の体験した、しくじり事例を書いておきます。

しくじり事例

以前勤務していた整骨院グループでは、マーケティングと言えばチラシ配りでした。

マーケティング行ってきまーす!

と手の空いたスタッフはチラシを持って、ポスティングに出ていきます。

  1. スタッフは手が空いたら、雨だろうが、灼熱の真夏だろうが、極寒の真冬でもチラシ配りに出かけます。
  2. チラシ配りの途中で、飛び込みで患者さんが来たら電話で呼び戻されます。
  3. そして、戻ってきてすぐ施術に入ります。(ずぶ濡れだったり、汗だくだったり、手が凍えていたりするのに・・・)

そんな状態の施術では満足度が高いわけがありません。
満足度が低いので患者さんはリピートしません。
そしてリピートが少ないので、今日も新規を求めてポスティングをする事になります。

1~3の無限ループですね。

更に、毎月の会議では

今月の目標はマーケティングでチラシ1万枚配ります!

など、チラシ配りを増やすことを目標としていました。

いや、あくまでも目標は売上にしなくてはいけません。
マーケティングを目標にするなら、せめてチラシを配らないでもいい様にする事を目標にしなくてはいけません!!

チラシ配りはあくまでも手段です。手段を目標にしてしまっては意味がありません。

正しく考えるならば、

目標は売上○○万円です。

としたうえで、

その目標を達成するために、来院者を○○人にします。来院者を増やす為に、リピート対策として・・・します、新規獲得のためにはポスティングを1万枚実行します。ただし、ポスティングをしなくても目標達成しそうなら、ポスティングはしません。

という感じです。

①売り上げ達成という目標のために必要なのは来院者数
②来院者を増やす為に必要なのはリピートと新規
③リピートしてもらうために対策をする。リピートが無ければ新規が必要
④新規のために必要なのがポスティング

と言う感じですね。

まとめ

マーケティングに大切なのは、「広告活動だけでなく、顧客のニーズを把握し、顧客維持しつつ販売活動を不要化すること」

つまり、お客さんが何を必要としているかを考え、それを提供する事です。

そして、そのためには

「新規獲得<顧客維持の方法」

を考えることが大切。

最後までお読みいただきありがとうございました!

参考文献 おススメの本です!

岩崎邦彦 小が大を超えるマーケティングの法則

佐藤義則 ドリルを売るなら穴を売れ

岩崎夏海 もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら

鍼灸師・柔整師・あマ指師・整体師・セラピスト向けのブログを書いています。

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