施術者が使える行動経済学をわかりやすく説明します。

マーケティング

こんにちは!赤羽です。
レンタルサロンsimple(三鷹・阿佐ヶ谷)と上井草すまいる鍼灸整骨院を運営している鍼灸師・柔整師です。
このブログは鍼灸師や柔整師等の施術者の皆さんが独立開業して、成功するための情報を発信しています。

行動経済学という言葉を聞いたことありますか?
人がどうしてお金を使うのか?どういう心理状況の時にお金を使うのかなどを考える学問です。

このブログを読めば、皆さんが今後使える行動経済学の基礎知識がわかるようになります。

なるべく専門用語を少なく、わかりやすく説明していきます!

目次

  1. 行動経済学とは
  2. まずは、基本中の基本

行動経済学とは

行動経済学とは、経済学に心理学的要素を加えて研究している学問です。

2002年には、行動経済学者のダニエル・カーネマン氏がノーベル経済学賞も受賞しています。

行動経済学とはザックリいうと、人は買い物などでお金を使う時に

「しっかり考えているつもりでも、全然合理的な考え方ができていない」

という不思議な行動になってしまう事を研究している学問です。

難しい研究はモチロン沢山ありますが、そういう難しい話は専門家の方にお任せして、ここでは小規模な治療院や個人ですぐ使える簡単なものから紹介していきます。

まずは、基本中の基本

「行動経済学ってこんなもの」

例えば、小型スピーカーを買おうとしたとき

徒歩5分のA店では3,000円で売っていますが、徒歩20分かかるディスカウントストアのB店では2,500円で売っています。

この場合、20分かけてでも500円安いB店に行く方が多いです。

一方で、テレビを買おうと思った時に、徒歩5分A店では198,000円で売っていますが、徒歩20分のB店では197,500円で売っていたとします。

この場合はなぜか500円高くても、徒歩5分のA店を選ぶ方が増えるのです。

同じものを500円安い価格で買えるという事は同じなのに、2,500円と3,000円では500円の差を大きく感じ、198,000円と197,500円では500円の差を小さく感じてしまうのです。

しかも、スピーカーもテレビもそんなに頻繁に買う物でもないのに。

車を購入する時のオプションなんかでもこのような状況ってよくあります。

このように同じ500円でも「状況によって価値が変わってしまう。」という非合理的な行動を行動経済学というのです。

このように、「人はお金を使う時に、いつも合理的な判断をしているわけじゃない」という行動経済学の基本がそこら中で起こっているのです。

洋服屋さんのセールで「1着買うと5%引き、2着買うと20%引き!」というのを見ると、必要もないのに「つい2着目を買ってしまった」なんて経験ありませんか?

あなたも気付かないうちに、何故かお金を使ってしまっているかもしれませんよ。

行動経済学は私の大好きな分野なので、今後もちょいちょい説明していきます。

これからも読んでもらえると嬉しいです。一緒に学んでいきましょう!

最後までお読みいただきありがとうございます!

参考文献
ダニエル・カーネマン ファスト&スロー

橋本之克 ヤバい行動経済学

佐藤正彦+菅俊一 行動経済学まんが ヘンテコノミクス

メンタリストDaiGo 限りなく黒に近いグレーな心理術

コメント

タイトルとURLをコピーしました